宗教倫理と科学的合理性の両立

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人様の文化だから、とやかくは言われないが、原始的で未開な印象は否めない。
後進国だった鎖国・日本が、先進国として発展したのは
宗教的倫理観と、西洋の法治主義という社会制度の合理性
そして科学・技術という自然界における合理性を
偏向なく両立させてきたからであることを
イスラム国やヒンズー国は知って欲しい。
とかく技術大国として、そこだけを強調される我が国だが
近年、激増する外国人観光客からは、民度の高さや治安度の高さなど
文化面や社会性においても評価されるようになり
日本国を侵略国として、捏造史観で敵視・憎悪する中国人や韓国人ですら
日本社会の成熟度と日本国民の民度を称賛するようになった。
そして古い歴史・伝統と、現代の先進技術が違和感なく共存することに驚嘆する。
              ◇
日本の近代化に当たり、もしもなおも遣隋使、遣唐使のように
支那儒学文化を手本に学んでいたなら、列強にはなれなかっただろう。
一方、近代化に臨んで、もしも神道仏道儒学文化を武士道へ融合・発展させ
精神文化を高めていなかったなら、欧米型の功利主義のように
人道は後回しの成果主義に傾斜してしまい
高い倫理観を以て、一人一人が自主的に秩序を守る
高度な市民社会は構築できなかっただろう。
「心・技・体」というが、宗教倫理も社会制度も科学・技術も
どれかが欠けていたのでは、極端に偏った欠損社会にしかならない。
文明国とは、単に近代技術が進んでいるだけではなく
これらのバランスが取れた、成熟した国民と
それによって構成される成熟した社会を持った国であると思う。