ゆりかごから墓場まで~保育から介護まで

さすがの日本も「国民の高齢化には対処できず、まるで無力」=中国

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対処法は1つしかないのだ。池田勇人のような所得倍増計画により
若い世代の所得水準を飛躍的に向上させ
出産、育児、教育に対する負担と将来不安を解消することしかない。
施設保育などは、後からで良い。
ベビーシッターを雇えるほど家計の余力があれば
育児経験があり、また元保育士として働いた経験がある高齢者で
体力に余力あれば、雇用も生じる。
             ◇
待機児童対策のために、保育園の増設と保育士の増員を目指しているが
わざわざ用地を確保して、新設する必要がどこにある。
中高一貫教育校などが登場しているが、そこに保育園、幼稚園から
高齢福祉施設まで、全世代向けの施設を増設すれば良いだけのことである。
あるいは、大学の敷地内にそうした施設を設けても良いだろう。
施設の出入りに不都合があれば、玄関だけを別に分けておけば良い
そうして、世代間交流を促進すれば、世代間の相互理解も深まる。
子供や若者は敬老の精神と、介護のあり方を理解できるだろう。
一方、高齢者は若者や子供との接触で
若さと気力を保ち、痴呆症にもかかりにくくなるだろう。
常に触れ合いがあれば、孤独死などというものは存在しなくなる。
いじめに悩みながらも、体面を気にして、親、教師に相談できない子供は
老人たちに甘えて、相談するのが良いだろう。
老人は、ただ歳を取っているのではない。
長く生きた人生の知恵を持っているのであるから
思わぬ解決策も授かるかもしれない。
そして、老人はいずれは老衰で世を去る運命だが
人生経験の未熟な子供達は、絆の生まれたところにもたらされた
人の死の悲しみを理解し、死生観を考える思慮深さが育まれるだろう。
良いことずくめではないか。
             ◇
問題は、教員や介護士などの確保で、法令に基づく所定の要員は必要になるが
例えば、余力ある教員が介護士や保育士の資格を得たり
介護士が教員資格や保育士資格を得るなどして互換性を持ち
手薄なところを補完し合うことができれば、不足をカバーできるのではないか。
分野ごとにスタッフの職場が隔離されるのでなく、分野を超えた流動性があれば
常に見守りが可能になり、異変に迅速に対処できるようになる。
そうなれば「男児わいせつ画像」の交換で逮捕される4人や
「女子トイレのぞき専用鏡」を持つ不届き者もいなくなり
老人を叩いたり、ベランダから投げ落とす大バカ者も現れなくなるだろう。