首相・官邸の強かな外交戦術

首相、中国の一帯一路を評価 「日本も協力したい」

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中国の朝鮮人取扱マニュアルには
「無理難題を常に押しつけ、実現できないことをなじり続けろ」
という条文がある。
つまり思慮が浅く、短絡的で軽佻浮薄の鮮人どもをコントロールするには
増長させずに、常にプレッシャーを与え続け
萎縮させることで管理しやすい状況下に置くという戦術で
この性質の悪い民族を属国として、長年従えてきた中国らしいノウハウと言える。
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これまで、対中関係で強固な敵対姿勢を見せてきたアメリカが
その外交姿勢を反転させたのは、いち早くこれを逆手に利用した結果だ。
中共の野望は、米中のG2体制から中国一強のG1へと台頭することにあり
そのために周辺国へ侵攻し、海洋への侵出も図ろうとしている。
尖閣への侵略表明は、その一環でしかなく
当面の本来の目標は、ハワイ諸島への侵出にある。
それを危険視する安倍政権と米政府は
軍事的な中国包囲網であるダイヤモンド構想に合意していたが
日米印合同演習に、豪州が自ら参加を志向したのも、この危機感が背景にある。
残念ながら、肝心のインドが中国に遠慮し、日寄ってしまったのは痛恨事だが。
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しかしその野望のために、中共は国際社会での孤立が深まった。
その一方で、半島北部は国境緩衝地帯として確保しておきたいが
中共と同様に独裁政権としての国際的容認、核保有の容認
特に覇権国アメリカの承認を得たい北鮮が
保護国である中国との関係よりも、その目的を優先した結果
挑発という子供じみた外交戦術へ独走しているため
中共にとっては、獅子身中の虫のような弱点を抱える形となっている。
その弱点に付け込んだのが、トランプ政権ではないか。
初期の敵対姿勢から一転して
米中関係は良好であるかのように発言するトランプ外交の狙いは
中共の野心を容認する素振りを見せ、おだてるように見せかける一方で
実は、北鮮の管理抑制を強要するプレッシャーを与え続け
中共の増長を抑え込むことにある。
実際に
「もしもお前がコントロールできないようなら、アメリカは実力行使も辞さない。
 そうなれば、お前は四方を敵国に囲まれる地勢となるが、それでもいいのか」
と、脅迫もしている。
安倍政権は、その狙いと戦略を理解していればこそ
同様のプレッシャー戦術をとったと考えるのが妥当だ。
つまり日米ともに
「無理難題を常に押しつけ、実現できないことをなじり続けろ」
という中国の朝鮮人取扱マニュアルを逆手に取り
中国にそれを用いる外交戦術という形である。
ちなみに、こうした戦略体系にあっては
親中派としてウロチョロする二階なんぞは
対中工作に利用するために、泳がされているだけの手駒でしかあるまい(笑