ベーシックインカムとセーフティネットの確立を急げ

生活が苦しくて…小学校の畑からサツマイモ4キロ盗む 52歳無職男再逮捕 滋賀・近江八幡

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貧困ゆえの犯罪。
昼食も確保できない貧困男が、建設現場に駐車していた建設作業員の車から
弁当を盗んで逮捕された事例もあった。
空腹に耐えかね、コンビニのおにぎりを盗んで追跡され
ビルの谷間に逃げ込んだら、狭すぎて身動きが取れなくなった者もいた。
ある老婆は、コンビニ強盗に入り
レジで、店員に刃物をつきつけた。
「ごめんなさい。刺す気はないの。少しでいいから恵んで欲しい」。
店員の説得で、断念し逮捕されたという。
これらの犯人に、被害者を苦しめてやろうなどという
根っからの悪意はないだろう。
よって、本意の犯罪でもないだろう。
こうした場合「罪を憎んで人を憎まず」と考えるしかあるまい。
            ◇
貧困と空腹が動機の犯行とは、まるで戦後直後のような話である。
その当時の物資の窮乏は、働き手となる多くの男達が
戦禍で命を落としたことによる労働力不足ばかりが主要因ではない。
敗戦の弱味に付け込んだ「朝鮮人進駐軍」の、ならず者どもにより
食糧庁の配給物資や、農作物が略奪されたことも大きな要因である。
それらの物資は闇市へと流れ、法外な価格で売買された。
この闇市を経営していたのも不逞鮮人である。
連中が不当利益を得る一方で、正義感の強かった山口判事は餓死した。
食管法に背いて闇市に手を出す者を裁く身としての宿命とも言えるが
あまりにも理不尽で皮肉な話である。
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かくして、闇市で成り上がったのが
利己主義・無責任・搾取主義に徹した在日鮮人による
今日のブラック企業である。
これは支那系企業も同様で
「無理難題を与え続け、不出来をなじり続け
 萎縮させ続けることで服従させろ」とする朝鮮人取扱マニュアルが
連中の労務管理である。
電通の不始末などは、まさしくそれを絵に描いたようなものではなかったか。
この手法を、出来の悪い鮮人にではなく
一人当たりGDPの高い日本人に行使すれば
勤勉で優秀な日本人なら、さらに生産性が上がるだろう。
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貧困で罪を犯すくらいなら、働けという意見が多い。
確かに勤労、納税は国民の義務だ。
飽くなき自助努力は必要だが、過重労働と不当搾取で
心身に変調を来し、命を落としたのでは元も子もない。
まして「ラウントリーの貧困線」の悪循環に陥っている年配者や
高齢者となれば、過重労働に耐えるエネルギーもないだろう。
今日の我が国は、労働市場は過剰な人手不足による売り手市場で
人件費が上がり、建設関係者などは給与所得が
金融マンを越えたと報告される一方で
ブラック企業の下で二束三文の収入で
生命をすり減らす者もいるという極端な二極構造である。
厚労省は、労基法違反で摘発されたブラック企業
ブラックリストを公表しているが、登録数は増える一方であるという。
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この矛盾を解消するには、ベーシックインカムセーフティネット
社会システムの確立が必要だろう。
財源は、所得が低下している個人にではなく
業績の好調な企業や、給与所得が増加した個人へ
累進課税で負わせるのが順当ではないか。
折しも、主要企業の月例決算報告が控えているが
一部の不始末を起こした企業を除き、概ねは業績が好調であることを
経済ニュースは伝えている。
今回の総選挙で、与党が単独過半数、連立で2/3超の議席を獲得し
平均株価が堅調な情勢にあって、安倍政権が目指すべき政策の一つは
これではないかと考える。