仕事に役立ったナンパ経験

中国人女性が語る日本「中国国内では絶対にありえないことが起きる国」

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勉学一筋のカタブツだった大学の候。
これだけでキャンパス生活が終わるのも、つまらん人生と考え
卒業まで猶予ある2回生の折りに、一度くらいは若者らしい
軽佻浮薄でアホな生活を経験してみようと思い立ち
1年間の期間限定でナンパに励んでみた。
まずは原宿のモデル事務所で、スカウトのバイトを始めた。
収穫はもちろんゼロであったが、基礎は学ぶことができた。
慣れてきたので、新宿で本腰を入れ始めた。
容易な作業ではなかったが、勉学の応用で研究を重ねた結果
成功率は80~90%にまで向上することができた。
しかし、3回生へと進級したことを機に、ふと我に返った。
自分のしていることの浅ましさと、軽薄さを痛切に感じるようになり
バカもここまでとしようと、予定通り1年で止めてしまった。
しかし、この経験は後の職業に大きく役立ったのである。
人の警戒心を解いて油断させ、本音を引き出すといった
コミュニケーションが主業務となる職業は
臆していては勤まらないのである。
とりわけ相手は庶民よりも一際、警戒心が強く
発言に慎重な官吏であったり
駆け引きの得意な、一癖も二癖もある政治家ばかりである。
騙されたり、乗せられることなく有力情報を引き出すには
生半可なコミュニケーション力では、太刀打ちできない。